会社で居眠りしてうつ一歩手前に。そんな状態から私を救った物とは?
私は、入社してすぐ本当に会社を辞めたくてしょうがなかった。
楽しかった大学生活と完璧に切り離されて、イキナリ会社に四六時中縛り付けられるんだもの。
それはあたりまえだったのかもしれない。
別にブラックでもなかったから、甘えだろ!と言う人もいるかもしれない。
というか、確実にいると思います。
自分が批判されるのは分かっていても、どうしても会社を辞めたい理由がありました。
会社を辞めたかった理由は「居眠り」
辞めたい最大の理由として、
ものすごく耐え難い眠気に襲われて、会議中だろうがなんだろうが落ちてしまうことがありました。
やっぱりそれは、かなり会社での生活でネックになってました。
寝ようと思って寝てるわけじゃなくて、気付いたら寝てるんです。
しかも、ヤバいのが会議中だろうが先輩とマンツーマンで指導を受けている時だろうが、社長がいようが普通ありえないだろってタイミングで寝てしまうんです。
しかも、毎日ってところがヤバいんです。
めちゃめちゃ困ってました。だって、みんな仕事してるのに自分だけ寝てしまうんですよ。
罪悪感も半端ないし、評価だって下がる。
上司や同僚にはもうバレバレで、何回も注意を受けました。
「みんな眠いけど仕事してるんだから、寝るのはよくない。やる気ないって思われるよ」
結構仲が良いと思ってた先輩に言われた事だったんですが、
自分がやる気がなくて寝ていると思われていたことにかなりショックを受けました。
そんな気合で何とかなるんだったら今頃とっくにやってるわ!
と悔しい気持ちでいっぱいでした。
正直、眠気は気合で何とかなるレベルじゃないです。
マジで気付いたら瞼が閉じていたってレベルで、強制的で怖いくらいの眠気に体を乗っ取られます。
その先輩は「このままの状態が続くようなら部長に言うことになる」
と脅した後に、その足で部長に寝ている報告をしに行ってました。
この先輩は何を言ってるんだ?(やってるんだ?)
疑心暗鬼でもう気が狂いそうでした。
当然、何を試してもダメだったので居眠りを止める事はできません。
- 毎日6時間以上は寝てるし
- ガムも噛んだけど口に入れたまま寝るし
- 早く寝ても翌日眠いのに変わりはないし
- ストレッチや運動してもだめ。
- エナジードリンク飲んでも一時的な効果はあるけど持続しない。
- 体質的に苦手なコーヒーを飲んでも、寝る確率は多少軽減されるけど、気持ち悪くなって仕事どころじゃなくなり、私何してんだろってやるせない気持ちでいっぱいになる。
5分ほど落ちてハッと起きて、けど動けないくらいの眠気でまたそのまま5分くらい寝てしまう…。それの繰り返しでした。
私は技術系のデスクワークだったんですが、
短い睡眠の中でも夢を見るみたいで、夢の中では必死にさっきまで書いてた図面の続きを書いて、起きると夢の中で勧めた分の仕事が消えて戻っていました。
色々寝ないための工夫はしてるものの、やっぱり寝てしまうので同僚にも家族にも恋人にも友人でさえ誰一人理解してもらえませんでした。
この悔しさや悲しさの感覚は、本当に分かる人にしか分からないと思います。
エナドリ飲んでたら、その先輩に「エナドリは良くないよ~」とか言われてムカついたこともありました。笑
こっちは必死で解決策探してるのに、選択肢潰してお前何がしたいんだって!
私以外にも悩んでいる人がいる
調べたら色々こういう悩みを持った人っているみたいでした。
みんなめちゃくちゃ悩んでるのに、どこにも解決策は書いてない。
書いてあっても、信ぴょう性にかけるというか、もう試したことあるやつとか聞いたことあるやつばっかでした。
ウムム…。みんなどうやって乗り越えて社会人やっているんだろうか…。
謎は深まります。
すごく悲しいし腹立たしかったのは、悩み相談のサイトの質問で
「仕事中にどうしても寝てしまい、色々試したけど改善策がありません。どうか知恵をお貸しください。」
といった内容の質問に対して、ベストアンサーの回答が
「気合が足りないんじゃないんですか?」になっていたことです。
恐らく、ちゃんとした回答してくる人がいなかったから泣く泣くそれを選んだんでしょう。
正直、気合が足りないんじゃないですか?とか回答にすらなってないですから。
気合がなかったらそもそも質問してないし、このページも見ていないことでしょう。
そういうテキトーな軽口叩いてる人には、本気で悩んでる人を潰すような事をしている自覚を持ってほしいもんです。
私は、真面目で頑張り屋なのに寝てしまって苦しんでいる人は
絶対救われるべきだと心から思っています。
話は戻りまして…。
原因がネットじゃ分からなかった私は、次に病院に頼る事にしました。
病気を疑い、病院で検査を受けてみることに。
色々試したけどだめなので、病気じゃないか?と思って検査まで受けに行きました。
「ナルコレプシー」とか「睡眠時無呼吸症候群」という病気を疑っていました。
「ナルコレプシー」とは、簡単に言うと昼間に耐え難い眠気に襲われて、どんな状況だろうが寝てしまうような病気で、
「睡眠時無呼吸症候群」は、その名の通り寝ている時に呼吸をうまくできてなくて、睡眠の質が下がり、朝起きても疲れが取れていないので昼間に眠くなるといった病気です。
でも、結果は陰性。
病気じゃなかったんです。
病気じゃないなら解決法も分かんないし、もう人生無理ゲー。働くの向いてないのかも。
転職してどこ行っても居眠りしちゃって永遠に嫌われ続けるとか精神的につらすぎる。
そんなの耐えられるわけない。積んでるじゃん。おわた。
と思ってたので、どーにもこーにも動けなくなってしまいました。
その後苦しみながらもなんとか騙し騙し会社に通い続けました。
その間、3年。
よく辞めなかったなと自分を褒めてあげたいです。
私を救ったもの
そんな人生詰んでいた(と思い込んでいた)私を救うキッカケになったものとは何だったのか?
それを書いていこうと思ったんですが、
結構長くなってしまったので次回の記事にて書いていこうと思います。^^;
私は、入社から2年とちょっとで出会ったあるものによって、居眠りを解決へと運ぶことができました。
そして、居眠りが解決したことによって、やっと転職しようと決める事が出来ました。
この決断は私にとってかなり大きな決断でした。もう人生オワタと思ってたわけですから。
根本の原因は「居眠り」。
私と同じく居眠りで苦しんでる人の心が少しでも軽くなるように書いていこうと思っています。